婚活中の男性必読!結婚後の生活を支える資産形成

「結婚はしたいけど、給料は上がらないし、結婚後の生活が不安」
このような先の見えない不安から、婚活に足踏みしていませんか?
経済の低迷で賃金が上がらない状況が恒常化していますので、このような不安をかかえた独身男性は多いと思います。
結婚は、パートナーと協力して家族という資産を長い年月をかけて築くもの。しっかりしたライフプランを立て、毎月少額で良いので投資をしていく事が大切です。同じ価値観をもった女性と巡り合えれば、素晴らしい結婚生活が待っています。ライフプランを立て資産形成を始める事で、もやもやした先行きの不安がやわらぎ光が見えてきます。
投資初心者向けに、最低限、これだけはやっておきたい資産形成の基礎について解説します。
結婚に向けて貯蓄をしていない婚活男性は必読です!

資産形成の基礎

まず、資産形成の基礎として、投資信託について最低限のポイントを押さえておきましょう。投資信託とは、運用の専門家が、投資家(皆さん)から集めた資金で株や債券に投資し運用する商品です。簡単に言うとフルーツバスケットのようなものです。フルーツバスケットには、色々な果物が入っていますので、オレンジの味が悪くても、メロンがすごく美味しくて、オレンジの悪さを補えるというメリットがあります。それと同じで、投資信託も専門家が色々な商品を組み合わせて作られているので、一つの銘柄の株価が下落しても他の銘柄で相殺されて損失が軽減されます。投資初心者にとっては失敗の少ない商品になっています。
では、投資信託には、どんな種類があるのでしょうか?

投資信託は大きく分けて2種類あります。

  • 元本確保型
    投資した掛け金(元本)が減らない預金や保険などの商品
  • 元本変動型
    投資した掛け金(元本)が、変動する株や債権などの商品

元本確保型は、金利がつきますが、現在の日本の低金利では、利益はほとんど出ません。ちなみに、年利5%で運用出来れば、15年後にあなたの資産は2倍になります。結婚して、すぐ子供が出来たとして、その子が高校に入る頃には2倍になっているわけです。残念ながら元本確保型の商品では、良くても年利0.1%程度なので、2倍にするには720年程度かかる計算になります。

元本を2倍にする商品選び

ここからは、子育てにお金のかかる15年後に元本を2倍にする資産運用について具体的な商品を見ていきましょう。
先にも述べましたように、15年後に2倍にするには、年利5%で運用する必要があります。これは商品を選べば決して難しい事ではありませんが、株や不動産等の元本変動型の商品を選ぶ必要があります。
これらの商品は、短期的には元金を大きく下回る事もありますが、短期的な変動に左右されず、長期目線で見る事と、商品も個別銘柄に左右されないように多種多様な商品に分散することが大切です。(長期・分散が鉄則) 
また、ここでは、15年先を見据えた長期投資を対象としますので、FXや仮想通貨等の投機性の高い商品は対象外とします。
そうすると、対象になるのは、以下3つ、またはこれらを組み合わせた投資信託になります。

  • 国内株
    為替変動の影響を受けないメリットはあるが、
    成長性に疑問符(バブル崩壊後成長していない)
  • 外国株
    米国株を中心に着実に成長しており、
    今後の成長にも期待が持てる
  • 不動産
    不動産投資信託(REIT)であれば、
    低額から投資が可能で継続的な配当が得られる。
    不況時の変動は大きい

元本変動の少ない商品を加えたいという事であれば、債券や金などのコモディティ商品を加えても良いですが、その分年利は下がります。

あなたに合った運用方法とは?

運用対象となる商品のイメージが出来たら、具体的に商品選びをしていきましょう。
株を個別に買うのが最もスタンダードな買い方ですが、銘柄の選び方や買うタイミングが重要になってくるので、少し専門的な知識が必要です。
その点、投資信託は、複数の銘柄で構成されており、毎月定額を投資する積み立て投資なら、銘柄とタイミングの両方が分散されるので、投資初心者にお勧めです。

ここで、投資信託を選ぶ際に知っておきたい、アクティブ型とインデックス型の違いを押さえましょう。

  • アクティブ型
    投資の専門家が高い利益率を目指して厳選した銘柄で構成
    手数料が高い
  • インデックス型
    東証プライム指標等の指標に連動して値動きが決まる
    手数料が安い

お勧めは、インデックスです。アクティブは、手数料が高い割に運用実績には疑問符が付きます。
その他、投資信託について、知っておくべき、ETFとREITについて押さえておきましょう。

  • 上場投資信託(ETF)
    株式市場に上場した投資信託
    普通株と同様に市場でリアルタイムに取引が可能
  • 不動産投資信託 (REIT)
    不動産を対象にした投資信託
    不動産運用の専門家が不動産の運用を行い、その利益を投資家に還元

証券口座を開設して早速始めましょう!

証券会社は、ネット証券が手数料、便利さの観点でお勧めです。楽天証券、SBI証券が人気です。外国株の豊富さでは、マネックス証券もお勧めです。ちなみに私は、3社全ての口座を持っていて、それぞれの利点を生かして運用しています。
口座開設時は、必ずNISA口座も開設しましょう。NISA口座は、どこか一つの証券会社でしか開設出来ませんが、非課税枠が設けらえているので、使用しないと節税の恩恵を受けられません。なお、NISAには、一般NISAと積み立てNISAがありますが、長期運用という観点では、積み立てNISAが良いかもしれません。
口座が開設できたら運用する商品選びです。長期的に安定成長が期待できる、米国株か、全世界株のどちらかは選びたいですね。為替の変動が心配でしたら、国内株も加えましょう。継続的な配当を得たいなら、REITも加えたいですね。

  1. 外国株式型 投資信託
    ◇ S&P500インデックス(米国)
    ◇ 先進国株式インデック(全世界)
  2. 国内株式型 投資信託
    ◇ TOPIXインデックス
    ◇ 日経225インデックス
  3. 国内不動産型 投資信託 (J-REIT)
  4. 外国不動産型 投資信託 (REIT)


これらの商品を網羅したバランス型投資信託というものもあります。バランス型投資信託は、複数の資産をバランスよく運用してくれるというメリットがありますが、その分手数料が高くなります。このあたりは、あなたの投資方針に合わせて好みで決めてください。
これらの商品で運用していけば、長期的に5%前後での運用は可能です。ただし、繰り返しになりますが短期的には、上下しますので、あくまでも長期視線でみてください。
積み立てNISAの年間投資限度額の40万円を超えて投資する余力がある方は、個別株で短期投資にもチャレンジしたいですね。投資をすることで、世界情勢や経済に対する興味がわき勉強になりますし、短期投資は、もっと高い利益を得る事が可能です。ただし、リスクも高くなるので覚悟は必要です。
なお、個人型確定拠出年金(iDeCo)も税金面で優遇されていますが、老後の資産形成が目的なので、ここでは割愛します。

まとめ

しっかりしたライフプランを立て、資産形成をしている独身男性は少ないと思います。だからこそ、それが出来ている男性は婚活で優位に立てます。多少収入が高くても貯蓄もせずに、入ってきた収入を全て支出にまわしていたら、10年、20年たっても貯蓄は0です。いざ、大きな出費が必要な時にお金がないと、高い金利で借金をしなければなりません。
毎月少額でも確実に積み立てていけば、資産は確実に増えていきます。
投資初心者は、ネット証券でNISA口座を開設し、積み立てNISAを始めましょう。米国株の指数に連動したインデックス型をメインにした投資信託がお勧めです。
資産形成で投資する分、毎月の出費を抑える必要がありますが、将来に対する安心感が生まれ、前向きな気持ちで婚活に取り組めます。ライフプランについて、勉強したい方は、ファイナンシャル・プランナーの資格試験の勉強がお勧めです。私も、FP3級の資格試験の教科書を買って、勉強しました。このレベルの知識は、社会人には必須と思います。お金に関する社会の仕組みが良く分かり大変ためになりました。と言うか知らなかった事が怖いです。金融教育は、やっと高校の授業で取り入れられるようになりましたが、社会人になる前に身に付けておきたい知識ですね。
投資は習うより慣れろと言われます。賃金上昇に期待できない分、投資で資産倍増に期待をかけてはいかがでしょうか。最後に、投資はあくまでも自己責任で無理のない範囲でお願します。