婚活と飲酒と喫煙 知られていない危険な習慣

お酒は、飲み方を間違えなければ、良好な人間関係を構築するうえで、有効なコミュニケーション手段として活用できる事はご承知の通りです。ただし、婚活においてはどうでしょうか?

また、タバコは、お酒と同じ嗜好品ですが、こちらは「百害あって一利なし」の諺通リ、最も懸念される健康への悪影響の他、経済的負担増、臭い、ポイ捨て問題等、婚活には最悪の習慣となります。

婚活では、絶対禁煙すべき理由と、婚活中の飲酒について、ポイントとなる点について解説します。

出会いの段階で飲酒は有りか?

お酒は、初対面となるお見合いでは当然避けるべきですが、初デートにおいても避けた方が無難でしょう。人によってアルコールに強い弱いがありますので、一概には言えませんが、酔う事によって、気分が大きくなったり、予定していた行動が出来なくなる危険性があります。余計な事を言ったり聞いたり、しらふの時と異なる側面を見せてしまった結果、悪印象を与えてしまうという事になりかねません。

婚活パーティでは、お酒が出る事が多いので、適量を守り、絶対に酔うまで飲まない事です。特にしらふの人にとって、酔っ払いは不快なものです。赤ら顔で、酒臭い息で話しかけられたら、思わず逃げたくなりますよね。

交際期間中の飲酒は?

ある程度、お付き合いが進んで、お互いの事を理解した上での飲酒であれば問題ありません。お相手が飲酒する人であれば、飲むとどうなるか知っておくためにも必要でしょう。飲酒習慣は、結婚後の生活にも大きく影響しますので、交際中に十分見極めておくと良いでしょう。

お酒を飲むことで、気持ちを高めてお互いの夢について語り合えれば、話しも盛り上がります。ただし、適量を守り、度を超えないことが大切ですね。

お酒は、嗜好品ですので高い税金がかかり、生活費に影響するだけでなく、健康面に対する影響も十分考慮が必要です。「酒は百薬の長」という諺がありますが、少量であっても健康には良くないようです。あくまでも、コミュニケーションを良くする潤滑剤として活用するに留めたいですね。

絶対禁煙すべき4つの理由

  1. 健康問題
    喫煙の健康に対する悪影響は言うまでもありません。
    癌の原因としては、断トツで喫煙が上がってきます。その他多くの疾患の原因となっています。
  2. 経済的負担増
    タバコは、高い税率がかかっており、結婚後の経済的負担も無視出来ません。
  3. 周囲(お相手、家族等)への悪影響
    タバコの煙は、副流煙として周囲の人の健康を害し、臭いを付着させ、嫌な思いをさせます。
  4. マナー違反のレッテル
    吸い殻のポイ捨ては、町の美観を損ね、環境に悪影響を与えます。
    人通リの多い歩道には必ず吸い殻が落ちていますね。我が家の前の歩道にも、毎朝必ず同じ銘柄の吸い殻が落ちています。マナーの悪い喫煙者は悪い事をしていると思っていないのでしょう。もちろん、マナーを守っている喫煙者もいますが、このようなマナーを無視した一部の喫煙者が、「喫煙者=悪」のイメージを増幅させている事も事実です。

いずれにしても、婚活において、喫煙者は絶対不利になります。プロフィールに「喫煙します」と書いた段階で、8割以上のお相手候補から除外されることは間違いありません。

飲酒・喫煙に関する驚愕のレポート

数年前の事ですが、国立がん研究センターのレポートを新聞で読んで驚愕しました。飲酒習慣と癌との関係を追跡調査したレポートですが、まずは、飲酒量と共に癌の発生率が上がる事が述べられています。
このレポートでは、「時々飲む」という回答を基準として、これを1としています。これに対して「飲まない」という回答が1.10と「時々飲む」より発生率が高い事を除けば、飲酒量と共に発生率が上がっています。

出典:国立がん研究センター

この結果に、違和感はありませんでしたが、注目すべきは、ここに喫煙が加わった場合です。非喫煙者は、飲酒量と発生率にほとんど相関がないのです。その分、喫煙者は、飲酒量に応じて発生率の相関が非常に強く出ています。この結果を見る限り、飲酒時の喫煙は絶対避けるべきですね。

出典:国立がん研究センター

このレポートは、飲酒・喫煙と癌との関係についての調査結果ですが、飲酒は少量でも睡眠の質を低下させ、日常生活のパフォーマンスを低下させる事は良く知られている事ですので、お酒は控えめがお勧めです。

まとめ

婚活において、喫煙、飲酒は、候補者選びの重要なポイントになるだけでなく、交際段階においても注意が必要です。
喫煙は、プロフィール紹介においても絶対的に不利な条件なので、出来る限り禁煙すべきです。喫煙習慣を継続しての婚活は、かなりの苦戦を強いられる事を覚悟する必要があります。
飲酒についても、あなたの適量を見極めた上で、コミュニケーションの潤滑剤として上手に活用しましょう。特に飲酒中の喫煙は、危険な相乗効果で、健康に悪影響を及ぼします。
婚活中だけでなく、結婚後の生活を考えた場合、経済的かつ健康的で質の高い生活をしていくためには、禁煙と最小限の飲酒を習慣化していくことが必要です。